最近iPhone14が発売されて話題になっていますが、貧乏な大学生にとって10万円のデバイスは夢のまた夢。
今私が使っているのがiPhone11なのでそろそろ買い替えたいのですが、さすがに10万円は・・・となっているので非常に悩みどころ。
ぶっちゃけAndroidに乗り換える時なのかと思い始めている・・・
そこで今回は「iPhoneは本当に自分にとって必要なのか」を考える会にしようと思います。
私と同じような悩みを抱えている方は多いと思いますので、この記事がその悩みを解決するきっかけとなれば幸いでございます。
比較するスマホ
iPhone
今回比べるスマホとして、iPhoneからは13と14Proをエントリーさせようかなと思います。
まず色々調べてみた結果13と14ではほぼ変わらないという結果を得たため14無印は除外。
またバッテリー持ちを重視したいのでminiとSEも除外。
また今の11で使っている6.1インチがかなりしっくり来ており、これ以上の大きさは使いづらそうだということで14plusも除外。
以上の理由から、最終的に残った13と14Proで比較を行うことにします。
Android
Android側はぶっちゃけGalaxyとかXperiaとかOppoとかは分からんので、最近強いと話題のGoogle純正スマホPixelシリーズで比較させます。
そこで最新型のPixelシリーズの中から6aと6をエントリー。
6aは最近発売されコスパ抜群と話題であるため。
6については6aよりは高いものの、7万円台とジャストフィットな価格帯であるため。
6Proについては11万円を超えてくるため、これを買うなら最初からiPhoneを買えばよかろうということで除外。
以上の理由からAndroidスマホの購入候補としてはPixel6および6aを考えています。
これら4機種を比較することで本当にiPhoneが良いのか、Androidも良いのではないかということを真剣に考察します。
スペックと価格を比較
まずはおおまかなスペック及び価格を一覧にして比較してみましょう。
iPhone13 | iPhone14Pro | Pixel6 | Pixel6a | |
製造元 | Apple | Apple | ||
発売日 | 2021年9月24日 | 2022年9月16日 | 2021年10月28日 | 2022年7月28日 |
チップ | A15 | A16 | Google Tensor | Google Tensor |
大きさ(インチ) | 6.1 | 6.1 | 6.4 | 6.1 |
パネルの種類 | 有機EL | 有機EL | 有機EL | 有機EL |
解像度(pix) | 2532×1170 | 2556×1179 | 2400×1080 | 2400×1080 |
リフレッシュレート(Hz) | 60 | 120 | 90 | 60 |
メモリ(GB) | 4(※) | 6(※) | 8 | 6 |
ストレージ(GB) | 128/256/512 | 128/256/512/1000 | 128/256 | 128 |
バッテリー(mAh) | 3227(※) | 3200(※) | 4614 | 4410 |
無線充電 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
セキュリティ | 顔 | 顔 | 指紋 | 指紋 |
デュアルSIM | 物理+eSIM | 物理+eSMまたは両方eSIM | 物理+eSIM | 物理+eSIM |
端子 | Lightning | Lightning | Type-C | Type-C |
重さ(g) | 173 | 206 | 207 | 178 |
価格(128GB) | 107800 | 149800 | 74800 | 53900 |
上記以外でも5Gは全機種対応、カメラの違いなど挙げるべきポイントはありますが、私が重視している部分のみ上に書きました。
※を付けたところに関しては公式で出ているわけではないっぽい?ので参考までに。
一覧にしてみるとスペック上では大きくは変わりませんが、バッテリー容量と価格でPixelがリードしているように感じます。
ここからは項目ごとに分けて詳しく比較してみます。
処理性能について
チップはA15、A16、Google Tensorのどれをとっても非常に優秀なチップなので大きな差は無いでしょう。
ベンチマークテストの結果を調べてみても多少の差はあるものの、どれもあまりにハイレベルすぎて実用上は全く差が無いレベルです。
メモリはiPhoneの方が少ないですが、どうやらiOSはメモリ使用量が少なく効率的らしいのでこれで大丈夫だと思われます。
実際私がiPhone11を使っていてもメモリがカツカツで遅くなったと感じることはありません。
処理性能についてはどの機種もほぼ変わらないと言えるでしょう。
ディスプレイについて
ディスプレイは全て有機ELパネルを搭載しています。
店頭で見た感じではどの機種のパネルもとてもキレイで差はありませんでした。
解像度やインチ数もほぼ同じであるため、実質的な違いはリフレッシュレートのみと言えるでしょう。
パソコンやスマホの画面は映像が連続して映し出されているのではなく、パラパラ漫画のように大量の画像を高速で表示することで映像として滑らかに見えています。
リフレッシュレートはその画像が1秒間に書き換わる回数を表した数値のこと。
例えばリフレッシュレートが60なら1秒間に60回、120なら120回書き換わっていることになります。
当然この数値が大きいほどより多くの画像で映し出されるため画面はヌルヌルになります。
このリフレッシュレートにおいてはiPhone14Proが120Hzで一歩リードといったところでしょうか。
他の3機種については一応60Hzと90Hzで差はあるものの、少なくとも私が見る限りでは大きな差を感じませんでした。
画面についてはiPhone14Proがリード。他の3機種についてはほぼ差なし。
バッテリー、充電関係について
バッテリー容量は完全にPixel側の圧勝になっています。
非公式の数値なので多少iPhoneの電池持ちが良い可能性もありますが、実質数値にこれだけの差があればPixelのほうがより長く使うことができるでしょう。
バッテリーは大いに越したことがないのでこれはiPhone派の自分もグラッと来ます。
ただPixel6aのみ無線充電に非対応なのでそこだけが残念。
そして何よりもiPhoneはいまだにLightningなのが・・・・
私はあまり身の回りの製品にType-Cを使うものが多くないのでLightningケーブルを持たなければならないというデメリットは100歩譲って許せます。
ですがLightningがUSB2.0であるのだけが本当に許せません。
これのせいでパソコンとiPhoneとの間でデータをやり取りするときにあまりに遅すぎてキレそうになります(笑)
充電や端子については圧倒的にPixel有利。
認証方式について
認証方式については互角といったところ。
認証方式としては指紋のほうが圧倒的に便利なのは間違いないのですが、iPhoneの場合はマスクありでも顔認証が可能なのが大きいです。
指紋認証は画面内指紋認証なので、保護フィルムとしてガラス製のものなどを付けたときに指紋が反応しなくなるのが怖いですね。
AppleはなぜiPadに搭載している電源ボタンの指紋認証をiPhoneにも搭載してくれないのか・・・
ぶっちゃけカメラを進化させるよりそういうところを改善してくれたほうがみんな買うのは間違いないのに・・
Lightningの廃止は諦めるから指紋を付けてくれぇぇぇ(笑)
互角ではありますがAppleがケチなのでPixelの勝ちということで・・・
通信関係について
SIMについては全機種デュアルSIM対応で、iPhone14ProのみデュアルeSIMに対応しています。
AppleはiOS16から「eSIMクイック転送」という、機種変更やeSIMの移動を簡単にする機能を導入しました。
iPhone本体にデュアルeSIMを実装すると同時にこうした機能を導入するあたり、このハードとソフトの連携感はさすがAppleといったところ。
私は現在povoのeSIMを利用していますが、機種変更時に面倒だと聞いていたので憂鬱でした。
ですがこのiOS16の発表を受けてpovoがこのeSIMクイック転送に対応することが発表され、今後他社も追随していくでしょうから、これによって正直物理SIMを使うことはこれから減ってくることでしょう。
\📱iPhoneの機種変更がより簡単に📱/
— povo (@povo_official) September 13, 2022
iPhoneの設定メニューからeSIM再発行のお手続きが可能になりました!
eKYCによる本人確認も不要で、iPhoneのSIMカード/eSIMを新しいiPhoneのeSIMへ転送が可能です。
➡️ https://t.co/pIXE1TdkZy
※本お手続きはiOS16以上に対応
以上の事実からSIMについてはiPhone14Proが強いでしょう。それ以外の機種は現状では問題ないですが、今後eSIMの普及が急速に進めば不便になる可能性はあります。
価格について
最も大事なのがコレ。
ぶっちゃけここまでの比較を全部無意味にするレベルでPixelとiPhoneには大きな差があります。
ただ私としてはiPhoneが高いのは事実ですが、高すぎるとは思っていません。
10万円は高いものの、iPhoneは13や14の無印モデルでも十分Androidのハイエンドと張り合える性能は持っており、Androidのハイエンドは平気で15万円くらいする機種があることを考えるとむしろハイエンドの中では安いと言えるかもしれません。
iPhoneの弱点はむしろミドル~ローエンドの低価格モデルの層の薄さにあると思います。
いやいやSEがあるだろと言われても、正直SEではPixel6シリーズに全く歯が立ちません。
そもそも今回の比較で分かったように5万円台のPixel6aが10万円台のiPhone13と張り合えているので、SEではこれらに勝てないのは明白です。
つまりiPhoneが高いというよりかはAndroid、特にPixelのコスパが高すぎるのが問題ともいえます。
話が逸れましたが、結局のところ言いたいのはiPhoneは価格相応の性能と満足感を得られることは間違いないですが、Pixelは価格以上の性能と満足感を与えてくれるデバイスであるということです。
iPhoneは高いがその分の性能がある。Pixelは安いのにお値段以上の価値がある。つまりPixel最強。
その他
私がスマホ選びにおいて重視するポイントは上記で全て書きましたが、これら以外でもカメラなど比較するポイントはあります。
ですが私はカメラについては素人であり、ぶっちゃけ最新機種のレベルなら普通に良い写真が撮れるだろうということでここでは比較は行いません。
個人的にカメラについて詳しく説明がされていると感じたYouTuberさんの動画を貼っておきます。
13無印や14無印について詳しく説明されてる動画はサラッと見た感じ発見できなかったのでこれで・・・
Pixelのレビューをしているトーマスさんは本当に面白いので全員見てほしい(切実)
まとめ
比較してみて分かったのは「Pixelが最強」ということ。
高い性能とGoogle純正という安心感を備えていて5万円、7万円台という破格の安さはiPhoneでは太刀打ちできません。
唯一iPhone14Proのみは今回比較した機種の中でも特に秀でているので、明確な理由があって欲しいという人が14Proを選ぶのはアリでしょう。
ですが正直なところ「絶対iOSじゃないとダメ」というレベルの人以外は全員Pixelを選んで良いと思います。
それほどまでにPixelのコスパはぶっ飛んでいます。
この記事を書く前は「結局iPhone最強!っていう結論になるんだろうなー」と思っていたのですがまさかこのような結末になるとは・・・
iPhoneを買う言い訳を考えるための記事だったはずがただのPixel万歳三唱大会に化けていました。
ま、ということでね。
iPhone買うか。
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